1916（大正5年）に開館して以来100年以上、アイヌ民族文化を紹介し続けている私設の資料館

上川地方を代表するアイヌの旧家として知られる川村家第8代川村カ子ト（かねと）が、生前アイヌ民族文化の正しい伝承を目的として大正5年に作った日本最古で唯一の私立のアイヌ資料館で、アイヌの文化や習慣を伝える生活用具など貴重な資料が数多く展示されています。
測量技師時代の測量機材や資料も展示しており、川村カ子ト氏が測量技師として多くの業績を残したことを垣間見ることができます。屋外には、ササを葺いたチセ（アイヌ語で家の意味）があり、チセでのアイヌの生活が体感できます。
展示物の見学をはじめ民族舞踏の体験など、楽しみながらアイヌ民族の文化に触れられます。